MAOCHICA

「音に純真であることの尊さを知ることができる空間を創りたい....」

2000年11月、自らの原点に立ち返るべくピアニスト小林信吾、友成好宏の二人によって結成されたPiano Duo Unit。数多くのアーティストのバッキングをつとめる多忙な二人が、僅かな時間を紡ぎながら自分達自身の音で綴るStoryを描き出す。

ALBUM

Mini Album「La strada」
  • 01. fog
  • 02. Sparkler

発売日 : 2018/11/29
品番 : SCCD-1360
価格 : 配信ミニアルバム(2曲):\450(税込)/ 単曲:\250(税込)

Best Album「MAOCHICA」
  • 01. P.C.H
  • 02. Rush
  • 03. みかん
  • 04. 櫻
  • 05. Sunday
  • 06. Woman In Red Dress
  • 07. 君はファンキー
  • 08. Rhapsody~ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」より~
  • 09. half-breed
  • 10. Kanasha~愛しゃ~
  • 11. 午後の一服
  • 12. Harvest moon
  • 13. Arousal Reaction
  • 14. Rag
  • 15. Waltz

発売日 : 2010/03/24
品番 : QU-002/A
価格 : \3,500(税込)
発売元 : クォーク

2001年MAOCHICA誕生~2010年現在までをCD1枚に凝縮したベストオブベスト!

・・・

ゲストボーカルに角松敏生を迎え、ライブで実現した「Kanasha~愛しゃ」を収録。
また、新たにスタジオ録音した新曲4曲を含む全15曲!
初のDVDはレコーディング現場でのピアノ演奏の手元を撮影!

Comment

「対(TSUI)と対(TAI)」
MAOCHICAは、対(TSUI)と対(TAI)の阿吽の響きです。
対(TSUI)となり織物を紡ぐ縦横2本の糸のようにピアノを奏でると思えば、次ぎの瞬間にはピアノを武器に激しく対決します。

今回のレコーディングで私はMAOCHICAの存在そのものが「音楽そのもの」だと強く感じました。音楽といっても色々ジャンルやら、ビジネスシーンがあるわけですが、さまざまな経験を経た今、MAOCHICAがこのスタイルで音楽表現を行うことにとても共感を覚えます。音楽の面白いところの一つだと思うのですが、なかなか“一人だけ”では出来ないのが音楽制作だったりします。絵画は“一人だけ”で制作することが可能です。ところが音楽は、たとえソロであったとしても録音作業までを考えますとなかなか“一人だけ”でやりきることができません。またピアノ演奏ひとつとっても、調律のあっていないピアノの前ではさすがにMAOCHICAも何もできないことでしょう。今回のレコーディングでいえば、タカギクラヴィアの美人調律師大野直美さんが、二人の好みの鍵盤タッチ調整までを調律とともに行い、心地よい環境でレコーディングができたわけです。音楽を創り上げるということは、“一人だけ”でなく、他者と協力しながら制作進行しなくてはならないところに面白さがあるように思うのです。複数の人間が集い、ある方向へむかって共同作業をするわけです。音楽を含めた人生の中でさまざまなことを経験してきた今、それぞれがそれぞれを尊重し、自然と互いの気持ちを汲み取りながらも、まったく違う個性をぶつけあい、交じり合い、サウンドも精神性も化学反応を起こしながら一つの音楽を創り上げるのです。そう言った意味でMAOCHICAはまさに「音楽そのもの」なのです。

私が小林信吾さんと出会ったのは1985年、今井美樹さんのレコーディングでした。迷うことないキッパリとしたアレンジセンスとキーボードプレイヤーとしても群を抜くテクニックの持ち主でした。ピアノタッチのマスターキーボードを持ち込み、自分がちょっとでも運指に疑問を感じたり、弾きにくいと感じたフレーズがあれば、レコーディングの休み時間でも徹底的にトレーニングしていたことを思い出します。よくMAOCHICAの演奏のどちらが信吾さんで、どちらが友成さんかという質問があるようですが、信吾さんの奏でるピアノはいつもとてもキッパリしていて、「あぁ、信吾さんのプレイだな」とすぐわかります。言葉にするのはむずかしいのですが、信吾さんのピアノを視覚的なイメージで喩えると「澄み切った夜空にくっきり浮かぶ月」というイメージです。何にも遮られず、輪郭がはっきりとしていて、太陽の光を反射した月のまわりには空間をしっかりと感じとることができます。信吾さんの奏でるピアノはそんなイメージがあります。

友成好宏さんとは、1992年にKANさんのライブバンドに参加してもらったときに知り合いました。とても奇妙な自然体(?)の持ち主で、当時はつかみどころがないように感じていました。MAOCHICAとして再会して、友成さんを私なりに捉えることができるようになりました。友成さんの奏でる音は、信吾さんの「光」に対して「水」のイメージです。友成さんから溢れ出るフレーズは川の流れのような緩急があり、ときには水しぶきを上げるというようなイメージです。海のようであったり、川のようであったり、滝のようであったりするわけです。

この不思議な対極の個性が「静:動」「陰:陽」「対(TSUI):対(TAI)」となり一つの音楽を創り上げるというところにMAOCHICAの魅力があります。二人の対極はプレイスタイルだけでなく、それぞれの作曲作品にもはっきりと表れています。それは隠すことができない強烈な個性です。

友成さんの作曲した新曲「午後の一服」はゆったりと美しい楽曲ですが、レコーディングの時に私はつい笑ってしまいました。友成さんがたばこを吸いながら、何やらブツブツと独り言を途切れることなく言い続けているように聴こえたからです。人はなかなか「何も考えない」ということが出来ません。~今夜は何を食べようか?~あのときの一言を彼女は勘違いして受取っていないだろうか?~娘が今朝ご機嫌だったが、もしかしたら彼氏でもできたのだろうか?~仕事の帰りに牛乳を買って来てと言われていたっけな~そういえば母親は元気であろうか?~etc・・・読書しながらでさえいつの間にか他のことを考え、ページをめくっても、読みおわったページの内容を理解していないまま通りすぎてしまった・・・なんてことは誰にでも経験があることでしょう。ゆったりと一服しているように見える人でも、頭の中は思いのほか騒がしいものです。そんな人間の間抜けなところを、可愛らしさや愛おしさとして感じさせてくれる曲です。「みかん」にしても「Harvest Moon」にしても、友成さんのメロディー作りは詩人のようです。そして「half-breed」はきっとMAOCHICAとして友成さんが信吾さんをリスペクトしているという証の曲なのではないでしょうか?

信吾さんの新曲「Woman In Red Dress」は、スタイリッシュでメロディアスだけど、ぜったい行き過ぎない一線があって、そこが小林信吾という人格というか、無意識の領域での感覚までを含めたアイデンティティを明確にしているように感じます。この人のここの感覚はホントかっこいいですね。 また信吾さんの作曲作品は、友成さんの詩人のようなメロディーというのではなく、アレンジを含めた楽曲全体から、パッと映像が浮かぶことが多くあります。 「櫻」を例に挙げますと、このメロディのほとんどを友成さんが、そしてバッキングを信吾さんが弾いていますが、信吾さんのバッキングアプローチとともに、櫻の花びらが風に舞い木漏れ日にきらめいている映像がうかびます。風は目には見えませんが、愛情となって包み込み寄り添っているように感じます。そして「君はファンキー」は、まさに友成さんへ捧げた曲でしょう。

こんな対極をなす二人を出会わせたのは、角松敏生さんということになります。ミュージシャンというと「いい加減」なイメージがありますが(失礼)、それは上辺の仮面でして、本当はだいたい頑固者です。ましてや、スタイルが大きく違う一匹狼どうしのプレイヤーで、役割がちがえど同じ楽器なのです。 二人の出会いは当然“反発”を伴ったものになったはずです。しかし、作用あらば反作用ありということでしょう。 漫才コンビでも同じタイプの二人が組むことはありえません。角松さんバンドでの出会いが、普通ではありえないピアノデュオユニットMAOCHICAを誕生させることになるわけです。そんな二人の縁結びの恩人、角松敏生さんが「Kanasha~愛しゃ~」を熱唱しているのもこのアルバムの魅力です。私が感じていることがすべてあっているかどうかなど保証しませんが、このように作品を通しストレートに伝わってくる“生き生きとした実感”が「癒し」や「感動」を与えるのだと思います。私はここのところが大好きなわけです。

今回のアルバムにさまざまな役割をもって参加してもらった方々を紹介しておきたいと思います。音楽というのは録音まで考えるとなかなか一人ではできないわけですが、まさにその部分を担当してもらったのはEngineerの山下有次さん。今回はレコーディングからマスタリングまでをお願いしました。プロフィールはここでは紹介しきれないため割愛いたしますが、日本におけるすべての録音スタイルを経験してきたエンジニアです。 私が始めて山下さんにあったのは1979年でしたが、すでにフリーのエンジニアとして第一線で活躍されていました。前作、春花秋月のレコーディングも担当していますが、そのミキシングセンスは演奏家の個性がダイレクトに伝わるように気を配られています。エンジニアの仕事は決して自分の個性をあからさまに表にだす仕事ではありませんが、山下さんのおかげで今回のレコーディングではMAOCHICAの生演奏をよりダイレクトに伝えることができたと思います。演奏家が優秀で表現力があるからこそできるMixですが、ここまでダイレクトにミュージシャンそのものの持ち味を生かすことは明確なビジョンと信頼関係がないとできないものです。山下さん自作のヘッドアンプは「音の輪郭」を滲ませることなく、二人の「音の個性」をストレートに伝えてくれました。

そして今回MAOCHICA初のDVDが収められていますが、この撮影から編集までを担当したのは翁長裕さんです。中島みゆきさんのPVやライブ映像などを担当しており、そこで小林信吾さんとはすでに接点があったので、レコーディング現場での撮影という無謀な要望もスムーズに行うことが出来ました。翁長さんは「人間と音楽」をドキュメンタリーとして表現することができる数少ない映像表現者です。ドキュメンタリーとは本来、一般の辞書にあるようなただ単純な「事実の記録」というだけではありえません。言葉で表現できない部分=人間の多面性や神秘性を映像という手段で第三者へ伝えるわけですが、そこに至るまでには翁長さんという人間の中で「事実」は噛砕かれ、一度消化された上で再構築され、その結果が映像表現となるわけです。押し付けることなく、表現された翁長さんの映像は視覚から皆さんの心へと、MAOCHICAの音楽とともに心地よく染み込んでいくことでしょう。

そして最後に紹介するのは、ジャケットを担当してもらった片山裕さん。片山さんも前作「春花秋月」でジャケットを担当してもらいました。今回は乱暴にも「MAOCHICA」というお題で、ジャケットを表現してくださいという依頼をしました。表現するということは、常に物事の捉え方、考え方が明確でなくてはなりません。 何を目的としてアプローチ手段を選んでいるのか?が明確でないと、表現結果がぼやけてしまうからです。 これが明確であれば、確実に成功するわけでもないのですが、少なくとも自分の中にぼやけたものを残さないところまで考え抜く力が必要なのだと思うのです。片山さんのすごさは、誰でもが使える道具を使って、他の人には作ることが出来ない、少なくとも私は他では見たことのないものを平面上に描き出してしまうことです。人間としては、忘れ物が多くまわりを困らせることもあるのですが、描き出すものがすばらしいため、困ったことに一度付き合ってしまうとみな片山さんを信頼してしまいます。 どうもMAOCHICAの二人もまんまとその罠にはまってしまったようです。

今回MAOCHICAを中心に、それぞれの分野のすばらしい才能と情熱を集めることができ、このアルバムを完成させる一旦を担えたことにとても幸せ感じます。 このアルバムはMAOCHICAの過去に発表した作品よりファン投票で10曲を選曲し、新録音5曲を加えCD収録制限時間ギリギリまでMAOCHICAのすべてがつまっています。今このCD&DVDを手にしているあなたとMAOCHICAが対面し、対(TUSUI)になり、この作品集は完成されます。日々の感情の動きの中でその時々に感じるMAOCHICAをゆっくりとお楽しみください。
2010年1月吉日 西嶋 貴丸

春花秋月
4th Album「春花秋月」
  • 01. 散歩の提案
  • 02. 燕
  • 03. 櫻
  • 04. 夏の夕暮れ
  • 05. river side cafe
  • 06. momentary
  • 07. 冷たい雨
  • 08. 朝のこもれ日
  • 09. Aimii
  • 10. duex cafe
  • 11. Rhapsody~ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」より
  • 12. みかん~studio recording version~(ボーナス・トラック)

発売日 : 2007/04/04
品番 : QU-001
価格 : \2,800(税込)
発売元 : クォーク

マオチカと歩くと駅までの道のりは散歩になった。

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1stアルバムから年1枚のペースでリリースしていたMAOCHICAが、4年の歳月をかけ、原点である生ピアノ2台のみで録音。
2ndアルバムから、ライブでも好評な「みかん」のStudio Recording Ver. をボーナストラックに収録。

Comment

どこまでもシンプル、どこまでも清冽、そしてどこまでもいさぎよい。MAOCHICAの新譜はまさにそういったイメージだ。今回もアコースティックピアノ2台によるアンサンブルにこだわった作品づくりになっているが、実はこのピアノという楽器、小さなオーケストラと称されるほど多様な表現力を持った楽器なのだが、それだけに逆にこのピアノ2台というのはアンサンブルとしてはリスキーなのじゃないかと思う。想像してもらいたい、二組の指揮者とオーケストラで一つの曲を演奏するとしたら相当厄介なことだと思う。でも、MAOCHICAはこの二つのオーケストラが必然性を持って溶け合っている。それは二人がお互いをリスペクトしていること、そして二人がポップミュージックに求める理想が非常に近いところでマッチングしているからだろう。だからこのサウンドは多くの鍵盤奏者たちがいるなかでも、この二人だからこそできうるのだと思う。小林氏の技術は世界に通用するまさに日本の至宝であろう。そして彼のメロディーは間違いなく、上質な音楽史に裏づけされたものであり、保証書血統書付きという表現がぴったりくる。そして友成氏の独特なタッチは聞いてすぐわかる個性を放つ。彼の持つ世界観には表にでる世界観と裏にある世界観がある。その貴重な裏の世界観を感じられるのはこのMAOCHICAだからこそだと思う。それにしても友成氏の曲名はまるで小学生の絵日記のタイトルのようである。彼の目にはどんな風景が見えていたのだろう?そんなことを想像するのもまた楽しい。本当にいい音楽は聞いていて眠れるという。MAOCHICAもそうなんじゃないだろうか。これは単にピアノ2台だからということではなく、彼らの作る楽曲の優しさのせいであろう。MAOCHICAはアルファー波を超えてシーター波までもあなたの脳に呼び覚ませてくれるかもしれません。
角松 敏生

この原稿依頼とともにMAOCHICAの新譜のサンプル盤が届き、さっそく家で聴いてみた。前半の数曲を過ぎたあたりで、原稿を書くためにスピーカーを見つめながらこの音楽を真正面から聴いている自分になにか違和感を感じ外に出た。例えば、よく店の前は車で通過するものの立ち寄ることはなかったフランス式カフェに入り、通りをながめながらヘッドフォンでこのCDを聴いてみる。妙に暖かいとはいえまだ2月の六本木の午後、テラス席にはフランス人らしき男性が二人だけ。彫りの深さから北アフリカあたりの血が混じってそうなニュアンスもやや感じられるが、ヘッドフォンをはずすと聴こえてくるのは確かにフランス語だ。コートを着てマフラーをして長いブーツを履いた女性がコツコツと歩道を歩く。そうだ、私は暑い夏に肌を露出した女性が高そうなサングラスを髪の上にかけて闊歩するのを眺めるよりは、ふわふわしたマフラーをして寒そうに風をよけながら歩く女性のほうがだんぜん好きだ。それもコートが白だったら特にいい。カフェの店内では隣にある餃子のおいしい高級中華料理店の従業員が6人、たぶん北京語を話しながらコンフィ・ド・キャナールをナイフとフォークで旨そうに食べる。そうだ、私もかれこれいろんなフランスの料理を食べてきたが、鴨の腿肉を低温の鴨脂でゆっくり煮揚げた庶民食コンフィ・ド・キャナールがいちばん好きだ。次にパリに戻ったらまず最初に食べるつもりだし、付け合わせのポテトにガーリックのジュリアンが絡んでいたら最高だ。もしまだ明るかったとしても仏南西部のワインを必ず飲みたい。と、ここまで書いたあたりでヘッドフォンに流れる曲はラフマニノフになった。果たして私のこの原稿がこのアルバムの発売にあたってのステキな紹介文になるのかと問われると全く自信がないが、ただ柄にもなくちょっとカフェにでも寄って、柄にもなくちょっとカッチョヨサソウなことをなんとなく書いてみたくなった、そんな気分にさせられたわけで、まぁでも、信吾さんも友成さんも私にたいへん秀逸な音楽評論文はおそらく期待してないであろうからそれはそれでよしということにしていただき、最後に音楽のことをひとつだけ。これまで何枚にもわたって私のアルバム作りにその才能を惜しみなく提供してくれた信吾さん、繊細なプレイで私のステージをサポートしてくれた友成さんの、演奏者としての表現力の豊かさは充分知ってるつもりでいたものの、作曲家としての二人の書くメロディの素晴らしさは今回あらためて再認識させられました。エスプリのきいた歌詞をのせて歌ってみたらそのままアンニュイなヒットナンバーになり得るんじゃないかと思える曲が多く並びます。そうだ、次は二人とも遂に歌を歌うべきじゃないか。そうしたら私も少しは勝った気分になれるかもしれないのになぁ。 そんなことを考えながら家に戻る車の中でこのアルバムをかけて首都高速を西向きに走っていたら、無機質なビルが林立するストレスフルな東京の夕景はいつもより柔らかく見えた。
KAN

DAYS
3rd Album「DAYS」
  • 01. reunion
  • 02. Rush
  • 03. a snowy crystal
  • 04. Shopping at midnight
  • 05. okey do・ke
  • 06. Sunday
  • 07. dub
  • 08. Parade
  • 09. waltz

発売日 : 2003/03/21
品番 : LAP-2008
価格 : \2,800(税込)
発売元 : PAL DISCS

2台のピアノが織り成す、MAOCHICAだけの新しいDAYSがここにある。

MICAN
2nd Album「MICAN」
  • 01. harf-breed
  • 02. みかん
  • 03. Red Leaves
  • 04. Rain Song
  • 05. P.C.H
  • 06. Blue Yellow
  • 07. Candles in Gotham
  • 08. Difficult Run
  • 09. Kanasha~愛しゃ~

発売日 : 2004/02/04
品番 : PALJ-1002
価格 : \2,800(税込)
発売元 : PAL DISCS

今回2人が目指すのは曲ではなく、まさにコトバのない歌であり、それを聴く者の感性と共鳴させることで心象風景をコラボレートしようとするもの。
自分たちのメロディーに足りないものは何か・・・
その答えを探し続けた彼らが見つけたもの。そう、それは聴く人の心だった。

・・・

2000年4月にリリースしたアルバム「duologue」でセンセーショナルにデビューしたMAOCHICA。1年の歳月を経てセカンドアルバムが登場!
今作は2003年10月26日に行われたファーストライブから、新曲の7曲を含むライブ音源8曲と、新たにスタジオ録音の新曲を含む全9曲で構成。
2台のピアノが織り成す、MAOCHICAだけの世界がそこにある。
ジャンルを越え、すべての音楽ファンの心に届くライブアルバム。

duologue
1st Album「duologue」
  • 01. Arousal Reaction
  • 02. Harvest moon
  • 03. Un dia de lluvia
  • 04. Spumoni
  • 05. Kanasha
  • 06. Patan-pata
  • 07. Serenade

発売日 : 2004/02/04
品番 : PALJ-1001
価格 : \2,310(税込)
発売元 : PAL DISCS

「duologue = 音の対話」をコンセプトに、聴く者の心の琴線に共鳴する世界を目指す。
今回は沖縄から下地曉がゲストボーカリストとして参加。
下地の卓越した表現力と深みのある世界観が、力強さと繊細さを併せ持つ二人のピアノとどう対話し融合していくのか?
是非聴いて欲しい一枚。

Comment

私、角松敏生の音楽にはなくてはならないキーボード奏者二人がユニットを組んだ。これは私のみならず多くの角松ファンそして音楽ファンにとっても喜ばしいことである。しかしまぁいつの間にこんな話になっていたのやらきぃ~てないぞ~しんご~!! とは言ったものの以前からやはりピアノと言う楽器にこだわっていた二人。はじめて聞いた時、ついにそのこだわりを思いきりぶつけたのかと感動した。もともと細密なエレクトロニクスも駆使できる二人が原点に立ち返ってピアノ演奏のみで自分たちの魂や世の中の事や家族の事、想い出、など様々な事を語りあっているように聞こえる。楽器がきちんと弾けることあたり前なのだが、昨今はそうでなくてもプロになれる変な時代。そんな時代に向けてこの作品には、精神と技術が両立した本当のプロの音が歌われている。
角松 敏生

一度聴くだけで虜になる。ここにはすべてがある。生きる歓び哀しみ、慰め励まし癒しと、全部ある。すごい。肩の力が抜け、体が弛緩し、真摯な高貴なやさしさに包まれる。音楽ってすごい。すごい二人に頭が下がる。小林、友成ご両人からの全人類への贈り物だと思う。
井上 尭之

かたやアレンジャーを主体に活動してきたシンゴさんと、あくまでほとんどがプレイヤーとして活動してきたトモナリさんが組むというのは、同じキーボーディスト同志とはいえどのような形のプロダクションになるのか、幅が広すぎて逆に予想がつかない。そんな事をつい思わせてしまう位、ある意味とても現実的でシビアなこの音楽業界を乗り越えてきた二人が出した結論は、ピアニストとして音楽を奏でるということに対して、もっとも真摯で、愛情に満ちたスタンスであった。とってもとっても素敵ですよ!シンゴさん、トモナリさん!
佐藤 竹善

Kさんにはレコーディングで、Tさんにはコンサートでお世話になっている者です。私自身一作曲家としての印象ではM1、M4が特に美しく耳に残っています。プレイヤーとして聴くと、それはもう頭が下がるばかりで、ついでにズボンまで下げちゃう思いです。素晴らしい音源ありがとうございます。今度、何かおごって下さい。
KAN